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お金の起源

物々交換

お金のできるずっと前、人類の経済活動の出発点は物々交換から始まるとされる。

物々交換は、自分の欲しいものを持っている人を見つけるのが難しいのです。

 

ぶつぶつ交換からお金へ

そこで、時間がたっても腐らないもの、物々交換の時みんなのこれなら共通の価値があるという認識としてお金が必要になったのです。

これは自然発生的に生まれていたのです。

お金の誕生

いよいよお金の登場です。石や貝などが、欲しいものと交換される。

ほかにも布や塩や砂金(金と銀を配合したもの)など比較的価値が下がりにくいものが使用される。

 

特に中国では、紀元前1600年から1046年に貝が物々交換では良く使われていたようで、これを世界最古の古銭といわれ貝貨とよばれます。

 

貨幣や財産や賄賂など貝の字が、お金に関連した漢字に使用される。殷時代よりはるか前5500年~3700年前中国の遺跡から貝貨が発見されていますが、文献に残されていないため紀元前1600年説が最古とされる

砂金は金と銀の配合が替えられたり塩、布、貝、等物々交換しなくても手に入れられるため発展しなかったと考えられます。

貝貨は模倣されお金としてのみんなの共通の価値基準を満たせなかった。

世界最古の鋳造貨幣(硬貨)と紙幣

世界最古の硬貨は紀元前670年頃のメソポタミア時代にリディア王国(アナトリア半島)で発明されたエレクトロン硬貨からコイン(硬貨)が広まっていきます。

世界最古の紙幣は10世紀の中国で作られた。

中国では銅銭が使われていたのですが、銅の流出を防ぐため鉄銭を使用したのですが、鉄銭は価値が、低くなってしまうため紙幣へと進化していきました。

紙幣は銅銭の価値を下げないために作られたともいえます。

日本の紙幣流通は?

日本で紙幣が流通し始めたのは江戸時代に入ってから1600年ごろといわれています。

紙幣の始まりは、記録上、後醍醐天皇が1334年内裏造営資金確保のため発行したとされるちょ幣が記録されていますが、現物がなく発行事態疑われています。

現存する最古の紙幣が、1623年商人が発行した山田羽書です。

明治時代には戦争の資金として不換紙幣である太政官札が発行。

1873年第一国立銀行より銀行券が発行