皆さんこんにちは
人が共同で物事に当たる時それぞれ人は違った考え方をしています1つの目標を達成するために多くの人間の協力が必要だった場合それぞれが別々の考え方をしていると目標に達成することが難しくなり時間がかかってしまいます目標に向けて皆の力が同じ方向に向かった時その目標は短い時間で達成し当初の目標以上の成果が出る事もあるでしょう目標を皆で共有しようとするときに1番共通するのが数字です。
今回はこの数字の考え方の1つを紹介したいと思います
フェルミ数値
数字の表し方の1つにフェルミ数値と言う漠然とした正確にはわからない数字をおおよそ理論的にこのぐらいの数値だと表す考え方です
例えば全国にある自動車の台数は何台有るかと言われた時なかなか数字が具体的に出てきません。
これは自動車について興味がなく日頃から月何台作られているかなどわからない為、数値がとらえにくくさっと何台かを言うことができません。こんな時どのような考え方をすれば良いのでしょうか?この数値をだす考え方の1つにフェルミ数値と言う考え方があります
要素の分析
四則演算による分解
自動車の台数と言う数字は大きすぎ全く推測できませんがこれを具体的に自分のわかる数値にあてはめます。自動車の台数は日本の世帯数にその世帯で持っている自動車の数を当てはめおおよその数を求めるとします。
要素分析をして計算する場合足し算または掛け算で考えていきますます
世帯数× 1世帯の所有台数で自動車の台数を考えようとした時世帯数をもう少し詳しく分解してみます日本の人口をおおよそ数値化します。
そして自動車の必要な数を何台ぐらい考えられるか入れてみますこれは世帯数と言う数値を日本の人口と運転するであろう人の数に分解し予測可能な数値まで持っていきます。
日本人の人口は1億2000万人と考えます。1億2000万を家族単位にします1世帯あたりを考えるた時およそ2.5人と考えてみます。これを式に当てはめると1億2000万÷ 2.5 =4800万人になります。
次に1世帯あたり何台持っているかを考えたとき車は1人1台持っている地域もあり都市部によっては全く持っていない地域もありますこれを考えたときおよそ二台と考えます。
日本の自家用車保有台数は48,000,000 × 2台とするとおおよそ96,000,000台になります。人によってもう少し詳しい分析の仕方をする人もいると思いますが正確な数字は出てこないためおおよその数値目安となる自分数値を持つことができます。実際資料を持ち合わせていない場や試験の際このフェルミの数値と言う考え方は役に立ってくると思います皆さんも考え方の1つとして使用してみてはいかがでしょうか。